C 最勝寺

 坂手山大通院と号す浄土真宗本願寺派のお寺です。
 
 元は長島坂手村にありましたが寛永年間に現在地に移りました。浄土寺、照光寺(いなべ市大安町)と共に伊勢三大寺といわれました。

 戦災で焼失し、昭和38年(1963)コンクリート建で本堂再建。寺宝に正保2年(1645)作の「親篇聖人御絵伝」があります。






 今は最勝寺や隣の法盛寺も広い県道に面していますが、戦前まではこの道の西を通る東海道が表通りで、菅原神社側の歩道あたりを東海道に並行する狭い道が通じていました。県道は戦後の復興事業によって拡幅された道路です。